大切なご家族が亡くなられて、不安と悲しみを抱えられるご家族に安心して故人様との最後の時をお過ごしいただき、心の整理ができるようサポートするのが我々の仕事です。
無事葬儀が終わり、ほっとしたお客様から心から「ありがとう」と言っていただける、こんな職業は滅多にないと思います。お客様から感謝をいただく仕事を、共にしてみませんか?

スタッフの声

セレモニースタッフ(男性) 長瀬 竜三

『天職』

入社して早7年経ちました。その間、引退していった先輩方、事情により会社を去っていった人、そして教えてくださった方が亡くなった事。ここで出会った人たちに沢山のことを教わって今、まだ私はこの仕事を続けています。
前の仕事は接客業でしたが、葬儀は接客業という言葉は当てはまらない気がします。
大切な人を亡くしたご遺族を搬送から通夜、葬儀まで関わっていくと、つい1日、2日前に会った人たちとは思えない時が多々あるからです。
淡々と仕事をこなさなければいけないのでしょうが、故人様の思い出話を聞くうちに、身内のような感情が芽生えてしまい、葬儀当日は自然と胸に込み上げてくるものがあります。葬儀屋として失格でしょうか。
けれど、『人』対『人』のやり取りの中で無感情で良いのであれば、ロボットが葬儀をする時代が来るでしょう。我々はロボットではないし、ご遺族も亡くなった故人様も血の通う人間です。
大切な人を失ったご遺族に対面して、私も悲しみや辛さを感じますが、ご遺族に比べれば小さなものです。ただその感情だけは失ってはいけないものだと思うのです。
まだまだベテランですと、胸を張って言えるような年数ではありませんが、ご遺族に向き合う姿勢は誰にも負けないつもりです。後日、遺族からの『担当があなたで良かった。ありがとう』と言われる事が何より嬉しいですし、それを励みに次のご遺族の力になれるよう努力します。
ご遺族から感動をいただき、ご遺族に何かを与えることができる葬儀という仕事。あなたにとって葬儀とは何かと聞かれたら『天職です』と胸張って言える日も、そう遠くはなさそうです。